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NANCY DREW NOTEBOOKS [ナンシーお嬢様:推理]

 画像0512 010.jpg今回は、ミステリー界の隠れベストセラー
THE NANCY DREW  NOTEBOOKS を紹介します。
(CAROLYN KEENE 著)
小学生以下の探偵といえば、あのGREATな坊ちゃんやCHET君もいるわけですが、海外の子供達に大人気なのが、NANCY DREW お嬢様(この本では小学3年生) です。他の児童書を読んでいると、たびたび出てきます。

ミステリーの内容は、まあ子供らしいのですが、本としては、けっこうな分量があり、読みごたえがあります。長くて、難しいんじゃないの、という疑問はあるかと思いますが、実際に読んでみると、大人向けの難しい単語などは出てきません。
では、ちょっと長くなりますが、第1巻「THE SLUMBER PARTY SECRET」からNANCY のミステリー世界を、覗いてみましょう。

" But how can party invitations just disappear ? "
Nancy Drew asked.
She stopped right in the middle of the side-walk and looked at her friend.
" Don't ask me,"
Rebecca Ramirez moaned.
" All I know is my birthday party is ruined. Now no one will come! "
She stuck out her lower lip and pouted.
Nancy took Rebecc's hand and started walking down the tree-lind street again to Carl Sandburg Elementary School.
They were in third grade there.
Both eight-year-old girls lived just a few blocks from school.
This was the first year that Nancy's and Rebecca's parents had let them walk to school.
For two weeks now, they had waked together every day.
 They lived on differrent streets. But every morning Nancy stopped to pick Rebeccca up. They were starting to be good friend.
(改行は、実際の本と異なります。長々の引用、著者の方におわび申し上げます。) 

 Nancy が解決すべき、最初のミステリーが提示されています。 Rebecca が用意した、誕生パーティのinvitation(招待状)が 消えうせた(disappear)ようです。Nancy と Rebecca は、同じ小学校(Elementary Schoo)lの三年生で、それぞれの両親が今年から歩いて登校させるようにしましたが、今では Nancy が Rebecca を迎えて仲良く登校し、親友(良い友達)となりつつあるようです。 

 だいたい、この上の文章が1頁の分量で、本書は76頁あります。
 中学生の初期の段階では、この長さの文章を、カンタンには読み進められないと思います。
 わからない事項も、少なくないと思います。
 例えば、上の文章中においても、
 単語の slumber(休止したり、眠っている状態) invitation、disappear、moan(うめく)、ruin(だいなしになる)や、
 厳密な文法をウンヌンすれば少し面倒な文
 this was the first year that {Nancy's and Rebecca's parents had let them walk to school.} これが最初の年ですthatナンシーとレベッカの両親が彼女らを歩いて学校に行かせる、こととした
 Nancy stopped to  pick Rebeccca up (to pick 人 up 人を拾う)
 など、が出てきます。

 けっして難しい英文ではないですが(やさしいと思います)、中学生2年ぐらいまでの段階では、読み進める上で、クリアしなければならない単語、熟語、構文も、けっこうあるかと思います。

 でも、所々少々アヤフヤでも、楽しく読み進められるのが、このNANCY DREW  NOTEBOOKS の良いところです。
 ミステリーと事件はありますが、小学3年生が解決できるたぐいの事件なので、その経過もほほえましいと言えます。事件の解決の後味が良いのも、このシリーズの特徴です。
 それと、特に、女性の方は、なつかしく思えるシーンもたくさんあるのでは、と思います。

 他の洋書児童書の世界では、このNANCY DREW  NOTEBOOKS シリーズを読んでばかりで他の勉強をしないので、親から禁止されてしまい、隠れて読む、という設定も目立ちます。特に熱狂的なファンは女の子が多いようです。

NANCY DREW  お嬢様は、その後も順調に育ち、やや大人になった女子学生のNANCY DREWシリーズも大人気で、こちらの方もベストセラーシリーズ(ウチに145巻目があります)になっています。こちらは、もうホンのちょっと難しく、日本では高校生以上向けでしょうか。

 ミステリーの第一歩に、シャーロック・ホームズを読む前に、NANCY DREW の活躍物語を読まれてはいかがでしょうか。

 

 

 


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コメント 4

コメントの受付は締め切りました
hashi966

いまはまだGRしか挑戦したことがないので
そろそろ児童書あたりも読みたいな~と思ってました。
引用部分も理解できて、かなり興味をそそられたので
今読んでいるものが終わったら
これ、読んでみようと思います。^^
by hashi966 (2011-05-13 22:05) 

sなか

私も子供向けの英語の本が好きです。好きですがあんまり読んではいません(笑)。最近は読むよりもネイティヴの人たちが読んで吹き込んでくれたのを聴く方が多いです。
でも先日は珍しく、ホコリをかぶっていたLorna Doone(by R.D. Blackmore, Retold by R. Hill,Oxford English Picture Readersシリーズ 1973日本での第3刷)を読みました。いまThe Luck of Pokey Bloom by Ellen Conford(1977)というのを読んでいます。

by sなか (2011-05-21 10:51) 

足立sunny

コメント、ありがとうございます。ellen confordさんの本は、たぶんIf this is Love,I'll take spaghetti(題名だけで買いました)しか読んでないと思うのですが、Jenny Archerなど、愉快そうな本ばかりですよね。全部揃えたいです。The Luck of~も題名からして、すごく面白そうですね。お話を聞いているだけで、ワクワクします。
 早めに、どれか、採り上げようと思っています。
 耳から読書(読書?)は、目が悪くならないし、一冊だけやったのですが、まだ本格的に試してません。SWEET VALLEY TWINSを聴かせてくれるネイティブの双子さんとかご存知ではないでしょうか?ぜひお願いしたいです。
 面白い聴本がありましたら、是非お知らせ下さい。
by 足立sunny (2011-05-22 02:47) 

足立sunny

hashi966さん、自分も自分にコメントを書けば、何かお返事できることに、やっと気づきました(ネット1月目)。実は、GR関係も、面白そうな本って多いんですね。私が最初に読んだGRは、映画を基にしたFly away home(ぺんギン2)でしたが、事前に映画を見ていなかったので、ウルウルしてしまいました。GR関係は4以上は読んでないのですが、昔、翻訳で数多く読んだジョン・グリシャムとか、原作を読むと(面白いけど)長くてけっこうシンドイので、GRで読むのもいいかな、と思っています。
 GR関係でも、面白そうな本がありましたら、是非ご紹介下さい。
by 足立sunny (2011-05-22 03:08) 

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